BLACK FRANCIS ( ブラック・フランシス )

【 BLUEFINGER 】
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2007年8月22日発売
テイチクエンタテインメント (TECI-24429) \2,520(税込)
ソロとはまた違うハードでエナジー溢れる作品
ご存知ピクシーズのフロントマン、ブラック・フランシス。
これまでソロ活動の際はフランク・ブラックと名乗り、6月にはフランク・ブラックとしてベスト・アルバムをリリースしたばかりの彼が、名前をピクシーズ時代のものに戻して動き出した。

二つの名前を使い分けるということは彼の中でソロとバンドでは明確な区別があったはずなのだが、なぜまた今回ブラック・フランシスなのか。

実は本作に納められている楽曲は、ピクシーズの新作のために書き溜められたものだったそうだが、メンバーの同意が得られず流れてしまった為、バンドでやれないならソロで、といわば一人ピクシーズのような作品になっているのだ。

前ソロ・アルバム『ファストマン・レイダーマン』は彼のバック・グラウンドを窺わせる肩の力を抜いたものに仕上がっていたのに対し、本作は緊張感のあるハードなサウンドのアルバムになっている。

それに加え、2001年に自殺したオランダのミュージシャン/画家/俳優のハーマン・ブルードをモチーフにしたコンセプチュアルな内容だ。

①②のニュー・ウェイヴ風なサウンドや④⑤⑦などはもともとバンド用に作ったからか、これをピクシーズで演奏したらどうなるだろうかと想像したくなるし、
⑥⑪などのソロ的な匂いがするものまで、エネルギッシュなロック・ナンバーが主体となっている。

もちろん長い経験に基づく老練さや成熟ぶりは垣間見えるが、
ハードでエナジーに溢れた作品に仕上がっている。

収録曲
  1 Captain Pasty
  2 Threshold Apprehension
  3 Test Pilot Blues
  4 Lolita
  5 Tight Black Rubber
  6 Angels Come To Comfort You
  7 Your Mouth Into Mine
  8 Discotheque 36
  9 You Can’t Break A Heart And Have It
 10 She Took All The Money

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